Q. eneman蓄電池システムの最大の特徴は?

A. 太陽光発電や風力発電の電力を蓄電池へ貯め、電力会社の系統に接続せず単独での電力供給が可能なオフグリッド機能を搭載しております。また、災害時等の非常用電源としては勿論のこと、デマンドコントローラーとの連係により電力ピーク時に設定したデマンド値に近づくと蓄電池から強制放電を行いデマンドのコントロールを行います。エネマン蓄電池システムは電力が蓄えられている限り、停電時の非常用電源だけでなく、通常時にも電気料金の削減に大きく貢献します。

Q. eneman蓄電池システムを導入することで何が期待されるのでしょうか?

A. 太陽光発電や風力発電のより有効活用を図ります。
1.停電時の非常用電源として電源確保が期待できます。
2.通常時は、再生可能エネルギーによる電気使用量の削減と蓄電池の放電によるピークカットオプションのデマンドコントロール機能を使用し空調設備等のデマンド3.環境貢献・企業価値(CSR)の向上

Q. 他社との違いとストロングポイントは?

A. 1.再生可能エネルギーを直流で取り込み、より効率良く蓄電池に溜め込むことが出来ます。
2.オフグリッドモードを使うことにより再生可能エネルギーで起動することができ、電力系統がないところでも導入することが可能です。
3.エネマンは蓄電池メーカーでありますので、接続する太陽光パネルのメーカーは問いません。
4.エネマンシステムの基本的な考えは再生可能エネルギーを電源化し蓄電池に充電することで、使用電力ピーク時に蓄電池から電力を供給し、最大使用電力量を抑えます。
また、オプションであるデマンドコントロール機能を使うことにより空調機器の室外機を制御し最大使用電力量を抑えることが可能です。さらに、再生可能エネルギーが十分発電している状況であればパワコンを通し電力使用量を削減することが可能です。

Q. オフグリッドの魅力は?

A. 再生可能エネルギーで作られた電力を自家消費するため、送電網・電線のない地域でも活用することが出来ます。どのような発電所で作られたかわからない電力を使用する現状から、再生可能エネルギーで発電した電力を地産地消することにより電力を自ら選択することが出来ます。

Q. デマンドコントローラーとはなんでしょうか?

A. 受電電力を常時監視し設定された値を超えないよう、警告や自動制御を行う装置です。

Q. 商品ラインナップ以外の容量は可能ですか?

A. 可能です。筐体及びバッテリーを追加し増設することが出来ます。

Q. 停電したらどのくらいの時間バックアップできるのか?

A. 蓄電池単体であれば3時間程度になります。(消費電力5kWhとして26kWhベース)

Q. 太陽光発電システムの容量はどれくらい必要になるのか?

A. 最適な容量はシステムと使用電力量により決定となります。ただし、設置可能スペースなどにより変動致します。

Q. 太陽光は売電できるのか?

A. 蓄電池システムへ接続する太陽光は自家消費となります。

Q. 既に売電している物件へは問題ないのか?

A. 既にFIT認定を受け売電設置されている物件でも設置は可能です。屋根や野立ての余りスペースに蓄電池システム用の自家消費型太陽光を設置し蓄電池システムへ接続します。既設が余剰売電でありましても同様な設置が可能です。

Q. 蓄電池の寿命は?

A. Lシリーズ充放電サイクルDOD60%で10,000回か10年のいずれか
Aシリーズ充放電サイクルDOD60%で2,000回か5年のいずれか

Q. 無瞬断装置として使えるのか?

A. この蓄電池システムは無瞬断(UPS)機能を備えておりません。

Q. 停電から復電したときの動作はどうなりますか?

A. 自動で連系運転に切り替わります。

Q. 経済効果も含め、どのような場所が設置に適しているのか?また適していないのか?

A. 瞬間的な使用電力幅の大きい場所ほど経済効果がより大きく見込める物件となります。経済効果としては小さい、もしくは見込めない物件としては瞬間的な使用電力幅が殆ど無い場所。例えば店舗や保管庫など温度や湿度を一定に保つ環境です。これは電力の使用が一定であるため、使用電力ピークの存在が少ない傾向が強いからです。

Q. 電気がきていない環境でも設置は出来ますか?

A. 太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの設置に適した環境でありましたら設置は可能です。

Q. 塩害地域に設置できるのか?

A. 標準筐体では設置対応をしておりません。塩害仕様筐体を別途ご用意となります。

Q. 設置に必要なスペースはどれぐらい必要ですか?

A. 保守用スペースの確保が必要となります。蓄電池では、保守余地として前面1m、背面0.6m、側面0.3mが必要となります。インバーターでは、装置周辺に放熱・換気スペースを設け風通しを良くして下さい。詳細は仕様書に記載がありますのでご確認下さい。

Q. 法定耐用年数は?

A. 蓄電池電源設備は6年の耐用年数となります。

Q. 設置に際し必要な届出は?

A. 蓄電池容量が32kWh以上となる場合、所轄の消防署への届出が必要となります。地域により火災予防条例等による規制を受ける場合が御座いますので、事前に所轄の消防署へご相談下さい。電力会社へは連系協議が必要となります。事前に電力会社の営業所へご相談下さい。。